私のお見合い体験 ~強制終了編~
お見合いは恋愛ではないので、当初より自分の意志はもちろん家族の意見にも左右されます。
20代~後半にかけて、祖母からお見合い攻撃をガンガン受けていました。
しかし、私は東京で働いておりましたので、のらりくらりと攻撃をかわしていたのです。
全く結婚する気ナッシングで
都会生活を堪能しておりました。
そんな私に頭の良い祖母は、なんと帰省するであろうお正月休みにお見合いを設定したのです!!!
それも、東京へ帰る1月3日。雪の降る日でした。
”もう早く帰らないといけないのにー”と膨れる私に
”大丈夫!お見合い場所は京都駅の側だし、時間もあなたの乗る新幹線に合わせて設定してあるから。今回は私が付いていきます。”
”えーーーーー!”
なんと。場所や時間まで、私に有無も言わせないセッティング!
そして、逃げないように付いてくるとは。。
観念して、大きなスーツケースをゴロゴロと引きながら、ホテルのロビーに向かいました。
あちらは、仲人さん(年配女性)、お母様、ご本人。3人でいらしてました。
早朝から雪が降り続くなか大阪から車で来られていて、朝から大変だったろうなあ。とお気の毒に思いました。それも私の新幹線の時刻に合わせた時間でしたので、午前中の早い時間だったと思います。
お相手は1歳上の、幅広く事業展開されている会社の跡取り息子。”←このパターン多し
最初は4人でお話しをラウンジでしてから、
定番の
”そろそろお二人で~”
何をお話ししたのが全然覚えておりません。
軽い口調で話されていてそこそこ遊んでいそうだなあ。と感じました。
その後、また皆様と合流。
そろそろお昼時でしたので、お母様が
”どこかでお昼ご飯をご一緒にいかがですか?”のお申し出いただき、
行くものだ。と思いこんでいた私の横から、、
祖母の一言
”せっかくのお誘いありがとうごさいます。孫は東京に帰る新幹線の時刻もありますので、本日は失礼させていただきます。”
強制終了!閉店ガラガラ~
とシャッターは降ろされてしまいました。
お相手様方々は、キョトンとしたまま。。。
私は、祖母を凝視。。。
時が止まりました。
そして、挨拶もそこそこバタバタとホテルを後にしました。
京都駅でお昼ご飯を祖母と食べながら、
”今回はあかん”
↑この一言で今回のお見合いは語られることもなく終了したのでした。
私に
”お相手はどうやった?”の意思確認ひとつもなくですよー。( ´∀` )
どこが気に入らなかったのか、深堀するとまた火の粉が降り注ぐので、黙々とお昼を食べて東京へそそくさと帰りました。
お見合いは条件から絞り込んで設定されるので、ご家族の同意は得られやすいです。
最近のご家族はこんな横暴なやり方されることはまずありませんが、、家族会議なるものはされるみたいですね。
でも、結婚するのはご自分です。ここは恋愛結婚でもお見合い結婚でも同じこと。
決定権はご自分ですからね。
何でもかんでもご両親の言いなりでは、一生おひとり様ですよ。
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